「さ、次は隣の巻き毛の君、そうそう君だよ。言ってみようか?」
「ア! ア! アアアアアア・・・・・・・。」
「お、良いじゃない、一瞬全角になったよ。その調子その調子。」
「じゃ、ごほうびにダッコしてあげようか。おいで。」
「チィ!」
巻き毛のベビ(ここからは巻きと呼ぶ)は、喜んでモモラーの腕に飛び込んでいった。
「チィチィ! ベビモダコシテクダチャイ!」
「マキゲタンダケズルイデチュヨゥ!」
「駄目だよ。君たちは課題をクリアしてからだから。」
「チィチィ♪ チィハテンサイデチュカラナンデモユセイコウスルデチュ!」
「パチン」「チィ!?」
「調子に乗るな。調子に乗っちゃ駄目だよ。まして他のベビと比べるなんて絶対駄目。
わかったかい?」
こうした躾の方法は、随分とベビ達に効果的であった。
わかりやすいアメとムチの理論だが、ベビ達にはこれがちょうど良い。
良い事は褒め、悪い事は至極軽い体罰でわからせる。(軽くはたく、拳で頭をグリグリ
する、等)他人からすれば甘い教育法に見えるだろう。しかし、ベビ達は少しの暴力で
も大げさに感じる傾向が有る。アフォしぃの血であろうか?モモラーはそんな事を考え
ながらベビ達に餌を運んでいった。
「さぁご飯の時間だよ。ベビちゃん達もお腹がすいただろう?沢山用意したから食べて
ね。」
「チィチィ!マンマ!」
「ミルクモホシイデチュ!」
「イタタキマチュ! アレ?チョットショッパイヨウナキガスルデチュ」
「なんだい?私の作ったご飯にケチをつけるのかい?」
モモラーは手を振り上げた。
「チィ!ソンナコトナイデチュ! オイシイデチュ!」
「デモ、チィノダケスクナイデチュ」
「ああ、今日は課題をクリアした人だけご飯を大目にしてあるんだよ」
「お腹いっぱい食べたかったらちゃんと勉強頑張ろうね」
「チィ! チィニチャントゴハンタベサセナイノハギャクサツチュウダヨ!ママガイッテタモン!」
「ん?いいかい、ママの言うことは自分だけ良ければなんでも良というとんでもない考え
だから真似しちゃ駄目だよ。今度そんな事を口にしたらこうだよ?」
モモラーはチビの額に軽めの拳骨を食らわせた。
「チィ・・・イタイヨゥ・・・。」
「ほらほら喋るときは全角だろ?今度からは気をつけようね」
モモラーはそういうと、また一発平手打ちを食らわせた。
夜も更け、チビ達を眠りにつかせたら、アフォしぃの母親を見に行った。
何匹かは眠っていたが、モモラーが来ると、一斉に目を覚ました。
「シィ! ベビチャンヲカエシナサイ! アトゴハンヲヨコシナサイ!」
「カワイイシィチャンヲコンナトコロニトジコメタラマターリホウニ イハンシテルンダカラネ!」
「サッサトダシナサイヨ! ゴチソウオゴリナサイヨ」
「いやいや、出しはしませんよ。償いをしてもらうといったでしょう?」
「ベビ達は立派に育つまで会えません。ま、三年くらい入ってもらうことになるでしょうか?」
「シィィィ! イヤヨソンナノ!」
「サンネンモギコクンタチニ アエナイナンテ イヤヨ! サッサトダシナサイ!」
「ギャクサツチュウ! ベビチャントイッショニマターリシナガラカエルノ! ダシナサイ!」
「(無視)食事や性欲の心配は入りませんよ。」
「はい、ご飯です。」
モモラーはそういうと、粗末な粗食に近い膳を出した。
「シィ! カワイイシィチャンハコンナゴハンジャマンゾクデキナイノヨ!オニクダシナサイ!ゴチソウヨ!」
「アマイモノダシナサイ! シタニアワナイワ サッサトコンナブタノエサカタヅケテヨネ」
アフォしぃたちは口々に文句を言い始めた。中には、膳をひっくり返す者までいた。
しかし、モモラーは顔色一つ、眉一つ動かさずに、
「どうぞどうぞ、食べたくなければ勝手に飢え死にしてください。元から生かしても殺し
ても別にどっちでも良かったんですから。アフォしぃが死ねば私も世から褒められる
でしょうね。悲しむ人なんて存在しないんだし。ま、今の食事に満足しないんだったら、
別に用はありません。ちょっと楽しみが減りますが、とっとと餓死してくださいませ。」
モモラーが一気にまくしたてると、アフォしぃ達は血管をこめかみに浮かび上がらせなが
らも、黙り込んだ。そして、アフォしぃ達は、モソモソと嫌々ながらも食事についた。
モララーは、唯黙ってニヤニヤと見ていた。
「・・・ベビ達の成長が楽しみだ。ちゃんと育ってくれなきゃ、こいつらに復讐出来
ないからな。」
モモラーは、不適に呟いた。
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